【オタクの婚活体験記1】婚活に至った訳
2015年3月2日 婚活日記ずっと書こうと思っていたのですが、いよいよ自分の婚活体験記を書こうと思います。今回は、そのはじめとして、まずこのシリーズの想定している読者層などの大きな方向性と、また私が婚活に至った訳を書いてみようと思います。
○ この記事の想定読者
オタクな趣味(ゲーム、アニメ、漫画)を持っており、独身で、結婚したいなと強く思っているか、そうでなくても「結婚もいいかもな」と思っている人。
○ 私のスペック
婚活は何にせよきわめてパーソナルな物なので、私の経験は私の経験でしかありません。ですので、私のスペックがないと記事が成り立たない。おおざっぱに書きますと、
・職業は公務員。婚活を始めたのは34歳の時。
・身長高め。やややせ形。(よく言えばすらっとした、悪く言えばひょろっとした)
・平日はかなり残業。(婚活していた頃は本当にかなり残業していたような)
・マジックにどっぷりつかっている。毎週末どこかでマジック。平日も家でゲーム。
・漫画好き。特にきららキャラットとかそこらへん。
・服装センスなし。本当にない。
・めがね。
・中学から男子校。大学は数学科で女子ほとんどおらず。ただ大学では吹奏楽サークルで、そこには女性が結構いました。
・自由恋愛で付き合った経験はあまりなし。
こんな感じです。
おまえなんかオタクというほどオタクじゃない!とお怒りの方もいるかもしれませんが、なにとぞお許しを。
○ なぜ婚活に至ったか
もとから私は結婚願望はありました。30くらいからおぼろげながら、「そろそろ結婚しなきゃなあ」と思いながらも、あまりそれで何か行動するというようなことはなかったのですが、四捨五入で40が見えてくる頃になるといよいよ焦りが出てきます。
この焦りは気分的な物もありますが、もう一つは子供です。たとえば38で子供ができると、成人するころには自分は58です。もう結構ギリギリです。そういった意味で、34くらいからかなり危機感を持つようになってきました。
さて、結婚はもちろんきわめて現実的なものでありまして、結婚によって得るものと失う物はたくさんあります。特に我々のようなオタクにとっては、一般人(ここではオタクでないひとのことを「一般人」と称します)との結婚は生活スタイルを大きく変えるきっかけとなります。具体的に挙げてみましょう。
・趣味に費やす時間は大幅に減ります。が、工夫はできます
これが一番大きな点であり、しかし避けられない点です。毎週末マジックのトーナメントに出かけていたら、普通の奥さんは怒ります。また平日家にいるにもかかわらず、奥さんと話をせずにずっとパソコンと向き合っていたら、普通は怒るでしょう。あなたの時間はあなただけの物ではなくなるのです。もちろん相手の自由時間をどこまで許容できるかはその人次第で、それはまさにあなたが相手を選ぶ基準になり得ます。しかし程度の差こそあれ、あなたが24時間自分のために使っていた時間は、間違いなく大きく減ります。そしてこれは子供ができた瞬間にもっと減ります。あなたは今までよりもずっと、「効率よく遊ぶ」事を求められるようになります。
しかしこの「効率よく遊ぶ」というのは、ある意味おもしろいことなのかもしれない、と最近思い始めてきました。幸い今はスマホもあるし、友人とチャットもできるし、ラインもできるし、お店に行かなくてもMOでいいかもしれないし、また1つのゲームに集中して遊ぶことができるかもしれない。もちろんチャレンジングな事ではありますが、効率よく遊ぶというのもなかなかおもしろい試みなのではないでしょうか。
・趣味に費やすお金は、結婚の形態次第です。
オタクが結婚して趣味に費やすお金が激減、という記事をどこかで読みましたが、それは結婚の形態次第です。あなたの結婚相手が専業主婦であれば、趣味に費やすことができるお金は減りますが、それは当たり前です。だってあなたの収入でもう1人くらすんだもの、趣味とかそういうのは関係なく使えるお金は減るのは当たり前。
最近は共働きが主流ですが、共働きであれば使えるお金は減らないかもしれません。2人で暮らせば節約できる経費もあるし。これは本当に人それぞれだと思います。
なお僕は子供ができて奥さんが専業主婦になりましたが、元々そこまで趣味にお金をかける人でもなかったので(ジャッジはお金かからないし)、何とかなっています。もちろん使うお金は減りましたが。たとえば昔買っていたスポーツカードは今はほとんど買っていません。
・あなたのコレクションを同居人から隠すのは至難の業です。
一緒に暮らすということは、あなたのコレクションがおいてある家に結婚相手が住んでいると言うことです。否応なしにそのコレクションは同居人の目に触れることになります。もちろん「お互いの部屋は中を見ない」という同意を取ることもできますが、そうであっても、まずはあなたの膨大なコレクションを新居にどうやって移すかという問題が絶対に出てきます。ちなみに僕は結婚して引っ越しする時に、マジックのカードを段ボール3箱分某店に売りました。それでもかなりの数の漫画や、マジックのカードなどを新居に持ち込んでいます。
でも問題は量ではなくてどうやって収納するかなのかもしれない。きれいに並んでたら何だって良さそうな物に見える気もする。壁一面漫画でもいいじゃない。ちゃんと整理されてたら奥さんも「へー好きなのね」ですむかもしれない(それですむ人を選ぶのも重要。それはあとで)。
あと女性に見せたくない物は気をつけよう。何とかするんだ。な?
・大変だけど、結婚はいいものです。
最初に大変なことを書きました。これはオタクと一般人との結婚だと避けて通れない問題だと思います。でも結婚は良いものです。家に帰ってきた時に誰かがいるというのはいいものです。自分を頼りにしてくれる人がいるのはいいものです。あとこれは私が結婚して思ったことですが、オタクでない人と話すのは結構楽しいです。テレビを見ながらたわいのない話をする、そういったことは非常に幸せな物だとおもいますし、子どもができればその幸せは倍増します(僕はしました。ただ子どもはほしいほしくないは人それぞれだと思います。子どもがいなくても、僕は結婚は良い物だとおもっています)。
やはり35というのは私の中で大きな節目の年齢でありまして、そんなわけで、僕はゲームに費やす時間を減らしてでも結婚したいと思うに至り、ではどうするか?と考えました。
で、その時点で自分には「もう婚活だな」という結論しかなかったのです。
私は仕事が忙しく、のんびり合コンとかそういったもので「彼女捜し」をする時間はありませんでした。もちろん私は合コンを否定するものではありませんが、私がやりたかったのは彼女を探すのではなく、結婚相手を探すことだったのです。ですので、私はきちんとした場所での婚活が一番いいだろうという風に考えました。これは私の年齢がすでに34と高めだったこともあったと思います。彼氏としては34は年齢が厳しいと思いますが、婚活でいえばまだ男の34は大丈夫です。また35か36には結婚したかった私は短期決戦で行く必要があり、であればなおさら「婚活」をする必要があったのです。はっきり言えば、結婚相手を求めていない人とは会ってもしょうがない。
ではどこで婚活をするか?
ぶっちゃけますと、私は某Z社の婚活サービスを使って婚活しました。ですので、今後の体験記はこのZ社での体験が元になっています(現在のサービスと異なる場合がありますのでご注意ください)。ネットで婚活できるようなところもありますが、私はより実態のある会社が安心できると考えまして、このサービスを利用したわけです。
ではどんな婚活だったのか?次回はZ社登録編です。お楽しみに。
週1くらいで書こうと思います。
○ この記事の想定読者
オタクな趣味(ゲーム、アニメ、漫画)を持っており、独身で、結婚したいなと強く思っているか、そうでなくても「結婚もいいかもな」と思っている人。
○ 私のスペック
婚活は何にせよきわめてパーソナルな物なので、私の経験は私の経験でしかありません。ですので、私のスペックがないと記事が成り立たない。おおざっぱに書きますと、
・職業は公務員。婚活を始めたのは34歳の時。
・身長高め。やややせ形。(よく言えばすらっとした、悪く言えばひょろっとした)
・平日はかなり残業。(婚活していた頃は本当にかなり残業していたような)
・マジックにどっぷりつかっている。毎週末どこかでマジック。平日も家でゲーム。
・漫画好き。特にきららキャラットとかそこらへん。
・服装センスなし。本当にない。
・めがね。
・中学から男子校。大学は数学科で女子ほとんどおらず。ただ大学では吹奏楽サークルで、そこには女性が結構いました。
・自由恋愛で付き合った経験はあまりなし。
こんな感じです。
おまえなんかオタクというほどオタクじゃない!とお怒りの方もいるかもしれませんが、なにとぞお許しを。
○ なぜ婚活に至ったか
もとから私は結婚願望はありました。30くらいからおぼろげながら、「そろそろ結婚しなきゃなあ」と思いながらも、あまりそれで何か行動するというようなことはなかったのですが、四捨五入で40が見えてくる頃になるといよいよ焦りが出てきます。
この焦りは気分的な物もありますが、もう一つは子供です。たとえば38で子供ができると、成人するころには自分は58です。もう結構ギリギリです。そういった意味で、34くらいからかなり危機感を持つようになってきました。
さて、結婚はもちろんきわめて現実的なものでありまして、結婚によって得るものと失う物はたくさんあります。特に我々のようなオタクにとっては、一般人(ここではオタクでないひとのことを「一般人」と称します)との結婚は生活スタイルを大きく変えるきっかけとなります。具体的に挙げてみましょう。
・趣味に費やす時間は大幅に減ります。が、工夫はできます
これが一番大きな点であり、しかし避けられない点です。毎週末マジックのトーナメントに出かけていたら、普通の奥さんは怒ります。また平日家にいるにもかかわらず、奥さんと話をせずにずっとパソコンと向き合っていたら、普通は怒るでしょう。あなたの時間はあなただけの物ではなくなるのです。もちろん相手の自由時間をどこまで許容できるかはその人次第で、それはまさにあなたが相手を選ぶ基準になり得ます。しかし程度の差こそあれ、あなたが24時間自分のために使っていた時間は、間違いなく大きく減ります。そしてこれは子供ができた瞬間にもっと減ります。あなたは今までよりもずっと、「効率よく遊ぶ」事を求められるようになります。
しかしこの「効率よく遊ぶ」というのは、ある意味おもしろいことなのかもしれない、と最近思い始めてきました。幸い今はスマホもあるし、友人とチャットもできるし、ラインもできるし、お店に行かなくてもMOでいいかもしれないし、また1つのゲームに集中して遊ぶことができるかもしれない。もちろんチャレンジングな事ではありますが、効率よく遊ぶというのもなかなかおもしろい試みなのではないでしょうか。
・趣味に費やすお金は、結婚の形態次第です。
オタクが結婚して趣味に費やすお金が激減、という記事をどこかで読みましたが、それは結婚の形態次第です。あなたの結婚相手が専業主婦であれば、趣味に費やすことができるお金は減りますが、それは当たり前です。だってあなたの収入でもう1人くらすんだもの、趣味とかそういうのは関係なく使えるお金は減るのは当たり前。
最近は共働きが主流ですが、共働きであれば使えるお金は減らないかもしれません。2人で暮らせば節約できる経費もあるし。これは本当に人それぞれだと思います。
なお僕は子供ができて奥さんが専業主婦になりましたが、元々そこまで趣味にお金をかける人でもなかったので(ジャッジはお金かからないし)、何とかなっています。もちろん使うお金は減りましたが。たとえば昔買っていたスポーツカードは今はほとんど買っていません。
・あなたのコレクションを同居人から隠すのは至難の業です。
一緒に暮らすということは、あなたのコレクションがおいてある家に結婚相手が住んでいると言うことです。否応なしにそのコレクションは同居人の目に触れることになります。もちろん「お互いの部屋は中を見ない」という同意を取ることもできますが、そうであっても、まずはあなたの膨大なコレクションを新居にどうやって移すかという問題が絶対に出てきます。ちなみに僕は結婚して引っ越しする時に、マジックのカードを段ボール3箱分某店に売りました。それでもかなりの数の漫画や、マジックのカードなどを新居に持ち込んでいます。
でも問題は量ではなくてどうやって収納するかなのかもしれない。きれいに並んでたら何だって良さそうな物に見える気もする。壁一面漫画でもいいじゃない。ちゃんと整理されてたら奥さんも「へー好きなのね」ですむかもしれない(それですむ人を選ぶのも重要。それはあとで)。
あと女性に見せたくない物は気をつけよう。何とかするんだ。な?
・大変だけど、結婚はいいものです。
最初に大変なことを書きました。これはオタクと一般人との結婚だと避けて通れない問題だと思います。でも結婚は良いものです。家に帰ってきた時に誰かがいるというのはいいものです。自分を頼りにしてくれる人がいるのはいいものです。あとこれは私が結婚して思ったことですが、オタクでない人と話すのは結構楽しいです。テレビを見ながらたわいのない話をする、そういったことは非常に幸せな物だとおもいますし、子どもができればその幸せは倍増します(僕はしました。ただ子どもはほしいほしくないは人それぞれだと思います。子どもがいなくても、僕は結婚は良い物だとおもっています)。
やはり35というのは私の中で大きな節目の年齢でありまして、そんなわけで、僕はゲームに費やす時間を減らしてでも結婚したいと思うに至り、ではどうするか?と考えました。
で、その時点で自分には「もう婚活だな」という結論しかなかったのです。
私は仕事が忙しく、のんびり合コンとかそういったもので「彼女捜し」をする時間はありませんでした。もちろん私は合コンを否定するものではありませんが、私がやりたかったのは彼女を探すのではなく、結婚相手を探すことだったのです。ですので、私はきちんとした場所での婚活が一番いいだろうという風に考えました。これは私の年齢がすでに34と高めだったこともあったと思います。彼氏としては34は年齢が厳しいと思いますが、婚活でいえばまだ男の34は大丈夫です。また35か36には結婚したかった私は短期決戦で行く必要があり、であればなおさら「婚活」をする必要があったのです。はっきり言えば、結婚相手を求めていない人とは会ってもしょうがない。
ではどこで婚活をするか?
ぶっちゃけますと、私は某Z社の婚活サービスを使って婚活しました。ですので、今後の体験記はこのZ社での体験が元になっています(現在のサービスと異なる場合がありますのでご注意ください)。ネットで婚活できるようなところもありますが、私はより実態のある会社が安心できると考えまして、このサービスを利用したわけです。
ではどんな婚活だったのか?次回はZ社登録編です。お楽しみに。
週1くらいで書こうと思います。
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