まただいぶ間が開きました。すみません。密かに読者はいるようなので、何とかがんばって続けます。

マッチングと、連絡先交換(するかお断りするか)まではシステムがやってくれます。そこが終わったら、あとは1対1の世界です。

数を言うのが分かりやすいと思うのでまず書きますと、私はたぶん(今の妻と出会うまでに)トータルで15人か20人くらいの人と会ったと思います。それが多いのかどうかはよく知りません。ただし、はっきり言えば、人は会ってみなければわからないことがほとんどなわけで、とにかく会ってみるのが大事なのだなというのが私が婚活で思い知ったことの一つです。

ただし、申し訳ないけど外見は重要なので、だから合う前に写真を見るのは大事だと思います。これは別に美人じゃないとダメとかそういうわけじゃなくて、見た目の時点で合う合わないはどうしてもあります。見た目が合わないと、待ち合わせ場所で出会った瞬間から苦痛な時間を過ごすことになります。それは避けたい。

さて連絡先(メアドと電話番号)を交換されているわけですが、もちろん連絡はほとんどメールです。本当に今の時代メールがあって良かったと思います。これで合ったこともない女性にまず電話で連絡取れとか言われたら僕の婚活はあと2年長くかかったと思います。メールなら手軽に送れるし、送る前に文章が大丈夫か確認できます。メール万歳。

最初に会う場所はだいたいどこかの(ちゃんとした)喫茶店です。2回目になると昼にどこかで食事とかが多かったと思います。時間はだいたい1時間かもうちょっとくらいかな。それくらい話をすればだいたい直感として合う合わないはは感じ取れます(少なくとも合わない人はその時点で絶対わかります)。平日は僕は予定が全く取れなかったので、だいたい土日の昼でした。

で、実際にその女性と会うわけですが・・・それなりの数の女性(それも婚活をしている女性)と会うと、いろいろと傾向が見えてきます。良くある傾向としては、以下のようなものがあります。

・あまりしゃべらない。
 しゃべらない方が上品だと思われると考えているのかどうかわかりませんが、あまりしゃべらない人が多いです。ニコニコして座ってるタイプ。僕は基本的にはあった時にはがんばって会話を続けようとするのですが、あんまり相手がしゃべらないと、「あれ?俺ホスト?」とか思ったりしてしまう瞬間が訪れます。こうなるともうアウトです。ただもちろんそういう女性の方が良い人もいるかもしれません。僕は1言ったら1帰ってくる(10帰ってきても困るけど)人が良かったので、そういう人はお断りせざるを得ませんでした。

・趣味がない。
 このシリーズで最初に書いたことですが、世の中には趣味がない人が山ほどいます。そういう人相手に自分の趣味の話を爆発させたら相手はどん引き確定です。注意しよう。GP遠征が好きな人は旅の話をしよう。漫画が好きな人であれば、ワイドショーとかニュースとかでもやってる超超有名なものにしよう。今だったら進撃の巨人とか。でも漫画ネタは滑ると被害が大きいのでたぶんやめた方が良い。
 さてそういう趣味のない人たちは、だいたいテレビが好きだったりします。そうで無くても最近はみんなスマホでニュース見てたりするし、スマホのニュースは芸能ニュースみたいなのが多いから、そういったところからいくのはどうでしょう。ここら辺の話し方は結構戦略が必要です。何度かやるとなれてくるところがあります(この婚活会社の人にもそう言われました)。何事も慣れです。最初の何人かは練習と割り切るのも大切。大丈夫相手もたぶんそう思ってる。

・結構相手もドライ。
 婚活としてお互いあっているので、向こうも結構ドライです。会わないなーとお互い感じたら(そういう雰囲気ってありますよね)、そんなに長い時間話をせずに、「じゃあまた連絡しますから」と言いながら分かれて、その後システム経由でお断りを入れます。これは自分からのパターンもありましたし、相手からのパターンもありました。理由なんていりません。会わないと思ったら単にお断りすればいいんです(システム経由のお断りのお知らせは、自由記入欄はありません。ただ相手はシステムから「お断りがありました」と知らされるだけ)。さっさと次の人を探しましょう。

・写真と現物は?
 写真と現物が違う人は、それほどいませんでした。世の中そこまで写真でごまかす人はいないんだなーというのが僕の印象でした。まあどうせ会ったらすぐわかっちゃいますし、そこまでがんばる人はいないのでしょう。

結局全体のうち、僕は1回会ってすぐにお断りという人の割合が8割でした。合わない人と会っていても体力と時間の無駄ですから、1回会った時点でちょっとでも疑問を持ったら(よっぽど他に魅力的な点が無い限り)もうお断りしていました。

まあ基本はだいたいそういう感じですが、このシステムにはVIPシステムなるものがあり(名前は違いますが)、それに加入している人はまた別の進み方になります。私はそのVIPシステムには入っていなかったのですが、それに関係したことも何度かありました。それについて次回書こうと思います。ではまた次回。
少し間が開きましたが、一応最後まで何とかがんばって書こうと思います。

さて今回は私が使った婚活サービスのシステムの話を書こうと思います。婚活サービスと言ってもいろいろあって、たとえば多対多のパーティを中心とするところもあると思いますが、一方でネットを中心とした物もあると思います。

私が使った会社は総合系とでもいうべきところで、パーティみたいなのもやるし、そういったものでなくあくまで1対1のマッチングもあります。私が使ったのが後者でいした。

さてマッチングはどうやるか。前回にも書きましたが、各会員は自分のプロフィール、趣味、仕事、年収(これは確か所得証明書で証明しないといけない)、自己PRなどを登録しないといけませんが、一方で「相手の条件」も登録します。年齢年収職業身長体重からおもしろいのは顔が丸形とかそういうのまで指定できる。もちろん指定しなければそれでもいいですし、あまり条件を入れすぎると紹介される人数が減ります(話で良くある「20代でー年収は最低でも1000万でー」みたいなお花畑は相手にされない)。

なおこういったものを作成する際には担当の人が必ず1人ついて、「こういうことはPRに書いた方が良い」とか「条件をこうすると厳しすぎる」とか、そういうのは教えてくれます。これは非常に助かりました。だって全然わからないんだもの。具体的に、「条件をこうすると合致する人がこれくらい減ります」とか見せてくれました。これは良いですね。私が主にこだわったのは年齢くらいですか、もちろん他にもいくつか条件はつけましたが。

さてマッチングはどうやるか。

Z社のサービス(の私が使ったコース)は、ウェブページベースです。1ヶ月に2回、「自分の条件に相手が合致している」「相手の条件に自分が合致している」の2つの条件を満たした相手のリストが、自分専用のページに表示されます。ここで重要なのは、この時点で相手の条件に合致していない人は選ばれないこと。だから最低でも、お互いの最低限の条件には合致していることになります。なおこちらのリストに表示されている人は、必ず相手のリストに自分も表示されている仕組みになっています。

ウェブページでは、相手の基本的な情報が見れます。それはつまり、こちらが入会時に書いた自己情報そのものです。相手のそれが見れるわけです。ただし2つ例外があります。それが写真と連絡先(電話番号とメアド)です。

写真は絶対にウェブでは見れない様になっています。じゃあどこで見るか?Z社のオフィスに行くと、写真閲覧用の端末が何台かおいてあるのです。そこで相手の会員番号を入力すると、相手の写真が見れます。携帯でそれを撮影するのは禁止。こうやって会員の写真がネットに流出するのを防いでいるわけです。

私の場合、半月に20人くらいのリストが来ました。その中で文字情報だけを見て4~5人に絞って、あと写真を見て1~2人に絞るというような形をしていました。少ないかもしれませんが、あとで書く「相手からアプローチ」というのもあったので、それをあわせていろいろと会っていたことになります。

さて相手の情報を見て、写真を見て、「会いたい」となったらどうするか。連絡先は知りませんので直接連絡はできません。Z社のシステム上で、「連絡先照会」をすることになります。それをするとどうなるか。相手に「会員番号○○の○○さんから連絡先照会がありましたがどうしますか」とシステムから通知が行きます。

ここで相手が「お断り」とシステム上で返答したら、システムから「お断りされました」と返事が来ます。ここで終わりです。

相手が「いいですよ」と返答したら、システムから「了解されましたので連絡先をお送りします」となり、メアドと電話番号が送られてきます。

この先はどうするか?

もちろん自分でその連絡先に連絡するのです!

ここからは基本的には自分一人の勝負です。システムは手伝ってくれません。

ただし1個だけシステムが手伝ってくれることがあります。それは「お断り」する時です。一度相手に会った。でもどうも自分には合わない。お断りしたい。その場合直接メールや電話でお断りするのは少し気が引けますが、このZ社のシステム上からお断りのお知らせをすることができます。きわめてドライ。でもそれだから良い。みんな割り切って婚活しているので、いちいち断られて怒っている場合ではありません。次に行けばいいのです。

もちろんZ社の担当の人とは話ができるので、助言をもらうことは可能ですし、僕もいろいろ助言をもらったと思います。(助言とかそう言うのは無料。相手も成婚率が上がれば宣伝になりますから、そういうのはサービスするのでしょう。それなりのお金も払ってるし)

なお私は仕事が忙しくなった時は、主にこの「連絡先照会」が相手から来た時により真剣に会うようにしてきました。相手が積極的に自分を選んでくれているので、それだけ可能性が高いということで。

さて実際にいろんな人と会ってみてどうだったかという話は次回で。
婚活体験記第2回です。

さて婚活を本格的にする、それも特定のサービスを使ってやるとなれば、結構ある程度はサービス提供者がいろいろ教えてくれます。また結婚を求めていない人が混じらないという意味で、こちらもある程度割り切ることができるというのもいいところです(ぶっちゃけていえば、結婚相手になるかというそれだけが判断基準で、はっきりしている)。

それでも結局自分でやらなければいけないところはあります。その1つめが、自分のプロフィールを書くことと、自分の写真を撮ることです。

と、その前に少し現実的な話をしましょう。婚活サービスの費用です。端的に言えば、結構かかります。

http://www.zwei.com/join/charge.html

これを見てもわかるとおり(私が入っている頃とは少し違いますが)、初期75000円で月々1万円ちょっとというのはそれなりのお金です。でも結局のところ、ここは価値観の問題だと思います。僕は時間がなかったですので、効率のよさが最も重要でした。たとえば1回無駄に合コンをすればそれで何千円です。そういうのはやりたくなかった(合コンが意味がないとは言いません。僕は合コンで結婚相手を見つけた同僚を知っています)。なので、このお金には意味があると考えていました。なおページの下の方にプラチナとかそういうのがありますが、これは昔はセンチュリオンとかいう名前でサービスをしており、その話も後々の方でしようと思います。僕はいたって普通のコースでした。

さてプロフィールの話に戻ります。登録すると、まずやることは

・自分のプロフィールを登録する
・自分の写真を登録する
・相手の条件を登録する

(1)自分のプロフィールをどう書くか

さて基本的な事項はどうでもいいんです。結局オタク趣味を書くか書かないかです。たぶんどんな婚活サービスのプロフィールにも「趣味」という欄があるはずです。ここでやっぱり悩みました。悩んだあげく、「旅行、読書、カードゲーム」と書いたと思います。旅行のほとんどはマジック関係ですがそれはまあ関係ないでしょう。重要だったのは、カードゲームを3つめにしたことです。

婚活をしてわかったことですが、世の中には趣味のない人が山ほどいます。「これくらいじゃとても趣味とはいえない」というようなものでも、そういった人たちにとってみれば趣味です。たとえば月に1回映画を見れば、もう趣味は映画鑑賞でもいいと思います。婚活における趣味とはそういうものです。だれもそれについてディープな話を求めているわけではありません。同様に年に3~4回旅行に行けば、もう趣味は旅行でいいのです。そう考えると、これを読んでいるあなたにも絶対オタク趣味意外の趣味はあるはずです。

でも個人的に「趣味:漫画」は危険だと思ってやめました。漫画は読む人が多いので、逆に趣味漫画だと、オタクっぽさが出てしまうと思ったからです。僕は漫画はそれなりに持っていますが、それは書かなくてもいいかなと。でも「カードゲーム」は書かないわけにはいきません。残念ながら生活の一部なので(費やす時間が全然違う)。

なお「トレーディングカードゲーム」と書いても普通誰にもわからないので、やめました。マジックについてどうやって相手に説明したかはまた後の回で。

あとは「自己アピール欄」。これもたぶんどんなのにもあると思います。ここで趣味の話をするのは絶対にやめた方がいいと思います(同じ趣味の人を探したい場合を除く)。趣味以外の部分で自分の良さをアピールすることを心がけた方がいいと思います。ここはかなりがんばって考えました。正直少しくらい盛ってもいいと思っていました(嘘さえつかなければ)。写真のところでも言いますが、会ってくれないとはじまりませんので。

(2)写真

写真、ああ写真。これ一番憂鬱でした。
でも自分が相手を選ぶときにまず見た目で選んでいたのは紛れもない事実です。私の場合、「写真は最低2種類」と言われました。カジュアルなやつと、フォーマルなやつ。フォーマルな方は確かスーツで撮ったとおもいます。問題はカジュアルな方。残念ながらイカした写真なんて持ってません(黒服でジャッジしてる写真を登録するわけにはいかんでしょ)。だから写真館に行きました。

服。これも困りました。自宅にある中で精一杯がんばりました。具体的に言えば黒と灰色を排除して、それで床屋に行って、それで撮ってもらいました。第一印象大事。

ちなみに今の奥様も写真は苦労したと言っていました。男性は男性なりの、女性は女性なりの苦労があるものです。

(3)相手の条件

これは結構広くしました。選択肢は広い方がいいと思ったからです。実質的に条件としてきっちり設定したのは年齢くらいかな。

さて登録して、どうなるかなというところでしたが、続きは次回。次回はこのZ社のシステムを少しくわしめに紹介しようと思います。
ずっと書こうと思っていたのですが、いよいよ自分の婚活体験記を書こうと思います。今回は、そのはじめとして、まずこのシリーズの想定している読者層などの大きな方向性と、また私が婚活に至った訳を書いてみようと思います。

○ この記事の想定読者
 オタクな趣味(ゲーム、アニメ、漫画)を持っており、独身で、結婚したいなと強く思っているか、そうでなくても「結婚もいいかもな」と思っている人。

○ 私のスペック
 婚活は何にせよきわめてパーソナルな物なので、私の経験は私の経験でしかありません。ですので、私のスペックがないと記事が成り立たない。おおざっぱに書きますと、

・職業は公務員。婚活を始めたのは34歳の時。
・身長高め。やややせ形。(よく言えばすらっとした、悪く言えばひょろっとした)
・平日はかなり残業。(婚活していた頃は本当にかなり残業していたような)
・マジックにどっぷりつかっている。毎週末どこかでマジック。平日も家でゲーム。
・漫画好き。特にきららキャラットとかそこらへん。
・服装センスなし。本当にない。
・めがね。
・中学から男子校。大学は数学科で女子ほとんどおらず。ただ大学では吹奏楽サークルで、そこには女性が結構いました。
・自由恋愛で付き合った経験はあまりなし。

こんな感じです。

おまえなんかオタクというほどオタクじゃない!とお怒りの方もいるかもしれませんが、なにとぞお許しを。

○ なぜ婚活に至ったか

 もとから私は結婚願望はありました。30くらいからおぼろげながら、「そろそろ結婚しなきゃなあ」と思いながらも、あまりそれで何か行動するというようなことはなかったのですが、四捨五入で40が見えてくる頃になるといよいよ焦りが出てきます。
 この焦りは気分的な物もありますが、もう一つは子供です。たとえば38で子供ができると、成人するころには自分は58です。もう結構ギリギリです。そういった意味で、34くらいからかなり危機感を持つようになってきました。

 さて、結婚はもちろんきわめて現実的なものでありまして、結婚によって得るものと失う物はたくさんあります。特に我々のようなオタクにとっては、一般人(ここではオタクでないひとのことを「一般人」と称します)との結婚は生活スタイルを大きく変えるきっかけとなります。具体的に挙げてみましょう。

・趣味に費やす時間は大幅に減ります。が、工夫はできます

 これが一番大きな点であり、しかし避けられない点です。毎週末マジックのトーナメントに出かけていたら、普通の奥さんは怒ります。また平日家にいるにもかかわらず、奥さんと話をせずにずっとパソコンと向き合っていたら、普通は怒るでしょう。あなたの時間はあなただけの物ではなくなるのです。もちろん相手の自由時間をどこまで許容できるかはその人次第で、それはまさにあなたが相手を選ぶ基準になり得ます。しかし程度の差こそあれ、あなたが24時間自分のために使っていた時間は、間違いなく大きく減ります。そしてこれは子供ができた瞬間にもっと減ります。あなたは今までよりもずっと、「効率よく遊ぶ」事を求められるようになります。
 しかしこの「効率よく遊ぶ」というのは、ある意味おもしろいことなのかもしれない、と最近思い始めてきました。幸い今はスマホもあるし、友人とチャットもできるし、ラインもできるし、お店に行かなくてもMOでいいかもしれないし、また1つのゲームに集中して遊ぶことができるかもしれない。もちろんチャレンジングな事ではありますが、効率よく遊ぶというのもなかなかおもしろい試みなのではないでしょうか。

・趣味に費やすお金は、結婚の形態次第です。

 オタクが結婚して趣味に費やすお金が激減、という記事をどこかで読みましたが、それは結婚の形態次第です。あなたの結婚相手が専業主婦であれば、趣味に費やすことができるお金は減りますが、それは当たり前です。だってあなたの収入でもう1人くらすんだもの、趣味とかそういうのは関係なく使えるお金は減るのは当たり前。
 最近は共働きが主流ですが、共働きであれば使えるお金は減らないかもしれません。2人で暮らせば節約できる経費もあるし。これは本当に人それぞれだと思います。
 なお僕は子供ができて奥さんが専業主婦になりましたが、元々そこまで趣味にお金をかける人でもなかったので(ジャッジはお金かからないし)、何とかなっています。もちろん使うお金は減りましたが。たとえば昔買っていたスポーツカードは今はほとんど買っていません。

・あなたのコレクションを同居人から隠すのは至難の業です。

 一緒に暮らすということは、あなたのコレクションがおいてある家に結婚相手が住んでいると言うことです。否応なしにそのコレクションは同居人の目に触れることになります。もちろん「お互いの部屋は中を見ない」という同意を取ることもできますが、そうであっても、まずはあなたの膨大なコレクションを新居にどうやって移すかという問題が絶対に出てきます。ちなみに僕は結婚して引っ越しする時に、マジックのカードを段ボール3箱分某店に売りました。それでもかなりの数の漫画や、マジックのカードなどを新居に持ち込んでいます。
 でも問題は量ではなくてどうやって収納するかなのかもしれない。きれいに並んでたら何だって良さそうな物に見える気もする。壁一面漫画でもいいじゃない。ちゃんと整理されてたら奥さんも「へー好きなのね」ですむかもしれない(それですむ人を選ぶのも重要。それはあとで)。
 あと女性に見せたくない物は気をつけよう。何とかするんだ。な?

・大変だけど、結婚はいいものです。

 最初に大変なことを書きました。これはオタクと一般人との結婚だと避けて通れない問題だと思います。でも結婚は良いものです。家に帰ってきた時に誰かがいるというのはいいものです。自分を頼りにしてくれる人がいるのはいいものです。あとこれは私が結婚して思ったことですが、オタクでない人と話すのは結構楽しいです。テレビを見ながらたわいのない話をする、そういったことは非常に幸せな物だとおもいますし、子どもができればその幸せは倍増します(僕はしました。ただ子どもはほしいほしくないは人それぞれだと思います。子どもがいなくても、僕は結婚は良い物だとおもっています)。


やはり35というのは私の中で大きな節目の年齢でありまして、そんなわけで、僕はゲームに費やす時間を減らしてでも結婚したいと思うに至り、ではどうするか?と考えました。

で、その時点で自分には「もう婚活だな」という結論しかなかったのです。

私は仕事が忙しく、のんびり合コンとかそういったもので「彼女捜し」をする時間はありませんでした。もちろん私は合コンを否定するものではありませんが、私がやりたかったのは彼女を探すのではなく、結婚相手を探すことだったのです。ですので、私はきちんとした場所での婚活が一番いいだろうという風に考えました。これは私の年齢がすでに34と高めだったこともあったと思います。彼氏としては34は年齢が厳しいと思いますが、婚活でいえばまだ男の34は大丈夫です。また35か36には結婚したかった私は短期決戦で行く必要があり、であればなおさら「婚活」をする必要があったのです。はっきり言えば、結婚相手を求めていない人とは会ってもしょうがない。

ではどこで婚活をするか?

ぶっちゃけますと、私は某Z社の婚活サービスを使って婚活しました。ですので、今後の体験記はこのZ社での体験が元になっています(現在のサービスと異なる場合がありますのでご注意ください)。ネットで婚活できるようなところもありますが、私はより実態のある会社が安心できると考えまして、このサービスを利用したわけです。

ではどんな婚活だったのか?次回はZ社登録編です。お楽しみに。
週1くらいで書こうと思います。