今日はジャッジと主催者との関係について少し思ったことがあったので話をしたい。

非常に短く言えば、ジャッジは別に主催者の仕事をしなければいけないわけではないです。これがこの記事で言いたいこと。

日本では、現状として、主催者とジャッジがすごく重なってます。これは理由が2つあって、そもそもジャッジがお店もやってるパターンと、あとジャッジがお店に持ちかけて、主催者仕事もほぼ請け負う形で大会をやってるパターンです。(昔は個人で公認大会が開けましたが、今はお店と結びつかないと事実上できないので、後者のパターンが増えているのだと思います)

主に後者の話をします。基本的に主催者業務まで請け負ってまで大会をやろうというジャッジは、非常に士気が高い、やる気のあるジャッジが多いです。それはそれですばらしいことだと思います。

でもね、特にこれからレベル1やレベル2を目指す人に言いたいんですが、ジャッジがみんなそれをしなければいけないとは思わないで下さい。それはあくまでジャッジ業務とは別の、個人がそれぞれのモチベーションでやっていることだと思って下さい。

僕は基本的にそういう事はあんまりやらないでジャッジをしてきました(お店の相談を受けることはもちろんありましたけど)。それでもレベル3になってます。ジャッジ専業、何にも悪くありません。依頼された大会のジャッジをしっかり務める、それで全然いいよね。それで負い目を感じないで下さい。あなたが純粋にジャッジとしてがんばれることはたくさんあります。

もちろん主催者たるお店と仲良くなることは重要です。いろんなお店と情報交換することは大事です。それは、この地域でトーナメントをやりたかったら、ちゃんと公認ジャッジがいるから安心して下さいと思ってもらえるということです。

繰り返しになりますが、今ジャッジで主催者的なことをやってるのはけしからんというものでは断じてありません。それは良いことです。でもそれはジャッジの必須業務では無い、という、ただそういうことです。ジャッジになるハードルはみんなが思ってるより全然低いよ(レベル1もレベル2も)。

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